これまでレスキュープリントに寄せられた、お客様からの多くのご質問。
頂いたご質問は、ご注文の商品を問題なく仕上げる事が出来るポイントでもあります。
そこでこれまでお寄せいただきました良くある質問をQ&A方式でいくつかご紹介させて頂きます。
今回は「無線綴じ冊子」に関する質問集となります。
無線綴じ冊子とはどのような製本方法ですか?
A:無線綴じ冊子は、本文の背を糊で接着し、表紙でくるむ製本方法です。針金や糸を使わず、糊だけで綴じるため「無線」と呼ばれます。背表紙ができるため、タイトルやロゴを印字でき、書籍や報告書、カタログなどに広く使われます。綴じ部分がしっかり固定されるため、長期保存や頻繁な閲覧にも耐えられるのが特徴です。
▶ レスキュープリント110番では、無線綴じ冊子の印刷に対応しており、最大200ページ程度までの構成が可能です。背表紙への印字や表紙加工にも柔軟に対応しています。
無線綴じ冊子の最小ページ数と最大ページ数は?
A:無線綴じ冊子は、本文8ページ(+表紙4ページ)から対応可能です。最大ページ数は用紙の厚さや糊の強度によって異なりますが、一般的には200ページ程度までが安定した仕上がりになります。ページ数が多い場合は、背幅が広くなるため、背表紙のデザインにも配慮が必要です。
▶ レスキュープリント110番では、用紙の厚みにもよりますが冊子の厚みが3.5cmを超える場合、納期が長くかかる場合があります。ページ数としては上質70kの場合、700頁を超える場合は注意が必要になります。
無線綴じ冊子の背表紙に文字を入れることはできますか?
はい、無線綴じ冊子では背表紙にタイトルやロゴ、発行者情報などを印刷することが可能です。ただし、背幅が5mm以上ないと文字が潰れてしまうため、ページ数や用紙厚に応じた調整が必要です。無線綴じ冊子の背幅は、「本文の総ページ数 ÷ 2 × 用紙の厚み(1枚あたり)」で計算されます。例えば、本文が100ページで用紙が0.1mmの厚さであれば、背幅は約5mmになります。
▶ レスキュープリント110番では、背表紙の厚み計算のアドバイスを行っており、使用する用紙やページ数から、完成した冊子の厚みを事前にお知らせする事も出来ます。また、背文字については特殊フォントなどを使用しない場合に限り、無料でお入れする事も可能となりますのでお気軽にご相談ください。背幅を事前に知りたいという方は下記のコラムで計算方法を記載しています。
無線綴じ冊子の表紙と本文で用紙を変えることはできますか?
はい、もちろん可能です。無線綴じ冊子では表紙と本文で異なる用紙を選ぶことが一般的です。表紙には厚手のコート紙やマット紙、本文には上質紙や薄手のマット紙など、用途に応じて選択できます。使用する用途に応じて、色上質紙やレザックでの表紙印刷ももちろん対応しています。
冊子の表紙にPP加工を施すメリットは何ですか?
PP加工(ポリプロピレンラミネート)は、表紙の表面にフィルムを貼る加工で、耐久性・防水性・高級感が向上します。グロス(光沢)とマット(つや消し)から選べ、カタログや報告書、記念誌などにおすすめです。
▶ レスキュープリント110番では、グロスPP・マットPPの両方に対応しており、印象や用途に応じてご利用頂けます。表紙のPP加工がある場合、通常の納期よりも長くかかる事になりますので、事前にスタッフにご相談ください。
無線綴じ冊子の綴じ強度はどの程度ありますか?
無線綴じは、専用の製本用糊(ホットメルト)を使用して背を固めるため、非常に高い綴じ強度があります。特にページ数が多い冊子や、長期保存を前提とした書籍・報告書などに適しています。ただし、開きやすさは中綴じに比べてやや劣るため、見開きでの閲覧が多い用途では注意が必要です。また、本文用紙について厚すぎるものを使用すると、冊子を開いた時に壊れやすくなってしまいます。
無線綴じ冊子の開きやすさを改善する方法はありますか?
無線綴じ冊子は構造上、背が固くなりがちですが、用紙の選定や製本方法を工夫することで開きやすさを改善できます。例えば、本文に柔らかい紙を使う、ページ数を抑える、PUR製本(より柔軟な糊)を選ぶなどの方法があります。
▶ レスキュープリント110番では、PUR製本にも対応可能です。通常の無線綴じよりも納期が長くなり、コストも上がってきますので予めご了承ください。PUR製本については下記のコラムで詳しく説明をしております。
無線綴じ冊子の本文にカラーとモノクロを混在させることはできますか?
はい、可能です。ただし、印刷方式によっては全ページカラー扱いになる場合があるため、コストに影響することがあります。混在印刷を希望する場合は、ページごとの色指定を明確にし、印刷会社と事前に仕様をすり合わせることが重要です。
▶ レスキュープリント110番では、カラーのページ数とモノクロのページ数を教えて頂ければお値打ちに御見積を作成致します。モノクロページが大半でカラーページがごく一部、という場合、フルカラーで御見積をすると価格も高くなってしまいますのでデータが完成しましたら一度ご相談ください。
無線綴じ冊子の本文に見開きデザインを入れることはできますか?
可能ですが、無線綴じ冊子では綴じ部分に糊が入るため、中央部分が若干見えづらくなるのでおススメは出来ません。見開きデザインを使用する場合は、中央に重要な要素を配置しない、または綴じ部分に余白を設けるなどの工夫が必要です。
無線綴じ冊子の納期はどれくらいかかりますか?
無線綴じ冊子は製本工程に時間がかかるため、中綴じ冊子よりも納期が長くなる傾向があります。一般的には中5~7営業日が目安ですが、部数や加工内容によって変動します。
▶ レスキュープリント110番では、お問い合わせ頂ければ大まかな納期をお伝えする事が出来ますので、必要となる期日に対して、いつまでに原稿をご準備頂く必要があるのかをお伝えする事が出来ます。発送については基本的に岐阜、愛知からの発送となりますので北海道や沖縄、九州など翌日着で対応が出来ない事になりますので予めご了承ください。
無線綴じ冊子の綴じ方向は指定できますか?
はい、無線綴じ冊子でも綴じ方向の指定は可能です。日本語の縦書きや和文中心の冊子では右綴じ(右開き)、英語や横書き中心の冊子では左綴じ(左開き)が一般的です。綴じ方向によってページ順や台割の構成が変わるため、データ作成時には必ず明記する必要があります。
▶ レスキュープリント110番では、綴じ方向の指定に柔軟に対応しております。冊子を横に置いた状態で上下に開いていく天綴じや、A4サイズやB5サイズの横型冊子の短辺綴じにも対応しています。
無線綴じ冊子の本文にページ番号(ノンブル)は必要ですか?
ページ番号は必須ではありませんが、読みやすさや校正のしやすさの観点から、特にページ数が多い冊子では入れることをおすすめします。ノンブルの位置は、綴じ方向やデザインに応じて調整する必要があります。
▶ レスキュープリント110番では、ノンブルを無料で入れる事が出来ます。誤って同じ方向にページ番号を入れてしまい、裏面のページ番号が綴じ側に入ってしまっている、という状態も、ご相談頂ければ入っているノンブルを削除して新たにノンブルを振りなおす事も可能な場合がありますのでお気軽にお問い合わせください。
無線綴じ冊子の無線綴じ冊子の本文に写真やイラストを多く使う場合の注意点は?
写真を多く使用する場合は、解像度(300dpi以上)を確保することが重要です。また、綴じ部分にかかる写真は中央が見えづらくなるため、構図に配慮する必要があります。色味の再現性も考慮し、CMYK変換や色校正を行うことで、印刷時の仕上がりを安定させることができます。
イラストや図版は、線の太さや文字サイズに注意し、印刷時に潰れたりぼやけたりしないようにする必要があります。特に細線や小文字は、アウトライン化や解像度の確保が重要です。また、綴じ部分にかかる図版は、見えづらくなる可能性があるため、配置に工夫が必要です
グラフや表を掲載する際は、線の太さや文字サイズに注意し、印刷時に潰れたり読みにくくなったりしないように設計することが重要です。特に細い罫線や小さな文字は、印刷時に視認性が低下する可能性があります。また、色分けされたグラフでは、色のコントラストやモノクロ印刷時の判別性も考慮する必要があります。
地図や図面は細部の情報が多いため、解像度を300dpi以上に保ち、線の太さや文字の大きさを十分に確保することが重要です。また、縮尺が小さすぎると情報が読み取れなくなるため、必要に応じて拡大図や凡例を併記することをおすすめします。
無線綴じ冊子の本文に使う紙の種類は選べますか?
もちろん可能です、上質紙・マットコート紙・コート紙などから選択可能です。
上質紙は表面に塗工がなく、筆記性に優れているため、書き込みを前提とした冊子や報告書、学習教材などに適しています。また、落ち着いた風合いで目に優しく、長時間の閲覧にも向いています。用途や印象に応じて、発色の良さや筆記性、厚みなどを考慮して選ぶことが大切です。
マットコート紙は表面に微細なコーティングが施されており、光沢を抑えた落ち着いた印象を与える用紙です。写真や文字の再現性が高く、反射が少ないため、長時間の閲覧や読み物系の冊子に適しています。また、指紋がつきにくく、上品な仕上がりになるため、報告書や記念誌などにもよく使われます。
コート紙は表面に光沢のある塗工が施されており、写真やカラー印刷の発色が非常に鮮やかに仕上がるのが特徴です。カタログやパンフレット、商品紹介冊子など、ビジュアル重視の印刷物に適しています。ただし、筆記性には劣るため、書き込み用途には不向きです。
紙の厚みは一般的には90kg〜110kg程度の用紙が多く使われます。ページ数が多い場合は薄めの紙(70kg〜90kg)を選ぶことで、冊子全体の厚みを抑えることができます。
▶ レスキュープリント110番では、上記の用紙の各厚みをラインナップした用紙サンプル集を無料でお取り寄せ頂く事が可能です。用紙サンプル集については下記をご参照ください。

印刷のことなら、レスキュープリント110番にお任せください。あなたの「伝えたい」を、最適なかたちでカタチにします。
店舗でのご相談や打ち合わせも可能です
レスキュープリントは岐阜県(岐阜市)と愛知県(名古屋市・一宮市)で合計3店舗を展開しています。東海地区のお客様に関しては店頭にて直接スタッフとご相談、打ち合わせが可能です。最寄りの店舗へお電話頂き、ご来店頂く日時をお伝えいただければスタッフが対応いたします。
尚、配送による全国対応も可能です。お気軽にお問い合わせください。


Profile:
坂下大輔
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でFC岐阜とお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。
