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〜小ロット対応・高品質・短納期で、音楽活動をもっと自由に〜

「楽譜を印刷したいけれど、少部数だから断られそう」「急ぎでパート譜が必要だけど、間に合うかな」——そんなお悩みを抱える音楽関係者の方に朗報です。近年、楽譜印刷はオンデマンド印刷によって、より柔軟かつリーズナブルに対応できるようになりました。

今回は、楽譜印刷をオンデマンドで行うメリットや、PDF入稿時の注意点、用紙選びのコツ、最適な製本方法まで、実践的なノウハウを詳しく解説します。

楽譜印刷にオンデマンド印刷が最適な理由

オンデマンド印刷とは、必要な部数だけをその都度印刷する方式のこと。従来のオフセット印刷と違い、初期費用がかからず、1部からでも対応可能です。

オンデマンド印刷で楽譜印刷を行う場合のメリットは以下の通り。

小ロット対応可能個人や小規模団体でも、必要な部数だけ印刷可能
短納期を実現急な演奏会やレッスンにも間に合うスピード感
改訂版の印刷が簡単曲の修正や編成変更も版の再作成が不要、データ差し替えのみで対応
コスパが良い無駄な在庫を抱えず、必要な分だけ作成

特に習い事教室や個人の方からのご依頼に関しては作成に関して小部数であることが多く、オンデマンド印刷が多く利用されています。

上記の製本方法についてまとめると以下の通り。

製本方法適した用途特徴ページ数目安
中綴じ製本パート譜・教材見開きで使いやすい8~40ページ
無線綴じ製本保存用楽譜高級感・耐久性が高い~100頁以上
折りパンフ短い楽曲・配布用簡易・低コスト4ページ

製本方法を選ぶ際は、演奏スタイル(譜面台で使用するか、机上で見るか)、使用頻度(使い捨てか、長期保存か)、予算や納期などを総合的に考慮することが大切です。

レスキュープリント110番では、これらの製本方法すべてに対応しており、用途に応じた最適な提案が可能です。事前相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

楽譜印刷に最適な製本方法

楽譜は、演奏中に頻繁にページをめくったり、譜面台に立てかけたり、持ち運んだりと、紙媒体としての「使いやすさ」が非常に重要です。そのため、印刷後の製本方法によって、演奏体験や学習効率が大きく左右されることも少なくありません。

ここでは、楽譜印刷において代表的な製本方法を3種類ご紹介し、それぞれの特徴や適した用途、メリット・デメリットを詳しく解説します。 

①中綴じ製本

冊子の中央をホチキスで綴じる方式。見開きで使用できるため、演奏中の視認性が高く、最も一般的な楽譜製本方法のひとつです。

中綴じタイプのメリット
見開きで譜面が確認できるため、ページめくりの回数が少なく済む
薄めの冊子(最大16〜40ページ程度)に適しており、パート譜や教材に最適
コストが比較的安価で、短納期にも対応しやすい
譜面台に立てかけた際に安定しやすい

注意点:ページ数が多すぎると中央が盛り上がり、開きにくくなる場合があります。

②無線綴じ製本

冊子の背を糊で固める製本方式。厚めの冊子や保存性を重視する場合に適しています。商業出版物にも多く使われており、見た目にも高級感があります。

無線綴じタイプのメリット
100ページ以上の厚冊子にも対応可能
背表紙がしっかりしているため、タイトルや曲名を印字できる
長期保存に向いており、習い事教室や教育機関での使用にも適している
ページが抜け落ちにくく、耐久性が高い

注意点:冊子が完全に開き切らないため、譜面台などに載せて使用する場合は不向き。

③折りパンフレット形式

1枚の紙を二つ折りにして仕上げる簡易製本。ページ数が少ない楽譜やイベント用の配布資料に適しています。

折り形式のメリット
製本工程が不要なため、最短納期で対応可能
コストが非常に安価となり、予算を抑えたい場合に有効
折り目があることで、譜面台に立てかけやすく、見開き使用も可能
配布用としても扱いやすく、発表会などのイベントに最適

注意点:ページ数が限られるため、長い楽曲には不向き。

楽譜データ作成時の注意点

オンデマンド印刷では、PDF形式での入稿が一般的です。楽譜特有の細かい記号やレイアウトを正確に再現するため、以下のポイントを押さえておきましょう。

解像度は300dpi以上が推奨。細かい音符や記号が潰れないように。
埋め込みフォントを使用し、文字化けを防止。
楽譜作成ソフト(Finale、Sibelius、MuseScoreなど)から直接PDF出力するのが理想。

もちろん紙原稿での入稿も可能

「楽譜を冊子にしたいのに、紙の原稿しかない・・・」

そんな場合もレスキュープリントなら紙原稿をスキャンしてデータ化する事が可能です。(冊子の形状になっている場合には、断裁させて頂く場合がありますので予めご了承ください。)

楽譜の作成は「ノド」が大事!

「ノドが大事」と言っても、歌声を発するノドの事ではありません。

ここで言う「ノド」とは冊子を開いた際に内側に来る部分(綴じてある側)の事を指します。反対に外側に来る部分の事は「小口(こぐち)」と呼びます。いずれも冊子製本での専門用語であり、一般的にはなかなか知られていない言葉かもしれません。

冊子印刷において、無線綴じ冊子にも、中綴じ冊子にも「ノド」は存在しますが、中綴じ冊子に関しては冊子をいっぱいまで開く事が出来るため、「ノド」についてそこまで気にすることはなくなります。しかし無線綴じ冊子については接着剤を使用して綴じる形式となり、製本になった時に、冊子をしっかりと開き切る事が出来ません。したがって、ノドに近い部分に関しては読みにくくなってしまうのです。

楽譜印刷では特に重要な点となり、中綴じ冊子を開いた状態で楽譜台に置く場合でも、無線綴じ冊子で作成した楽譜を手に持って歌う場合でも、ノドの広さを十分にとっておかなければ、ノドに近い部分が見えにくくなってしまうという訳です。

「ノドの重要性は分かったけど、上手く余白を設定できない・・・」

そんなお客様の声も多数頂きます。左右のページ、そこに対して裏表を考えながらノドの余白を考えて・・・なかなかハードルが高い作業になります。

その場合にはレスキュープリントへご相談ください。お手持ちのデータを拝見させて頂き、印刷時に可能な限りノドの余白を設定させて頂きます。

またデータを作成している場合には余白の設定が上手く出来るかもしれませんが、紙原稿をスキャンしたデータなどの場合にはそうはいきません。

事例紹介コーナーでもご紹介させて頂いております、合唱団様の楽譜の印刷については、楽譜部分がスキャンデータだったという事もあり、お客様の方ではノドの余白を開ける事が出来ません。ご入稿データを印刷時に調整させて頂き、無事にノドの余白を開ける事が出来ました。是非お客様のお喜びの声とともに実際の事例を御覧ください。

楽譜印刷に適した用紙選び

楽譜印刷なら定番の「上質紙」

楽譜の印刷などで最も多く使用される用紙は「上質紙」という用紙です。

コピー用紙とは何が違うの?という声をよく聞きますが、上質紙はさらっとした手触りと白色度の高い用紙となっており、多くの書籍やテキスト等の本文として広く流通しています。コピー用紙のようなイメージですが、上質紙の原料は化学パルプ100%となっております。

上質紙

厚みとしては70kgが最も本文として使用される最も一般的な厚みとなります。もちろん厚みに関してはもっと厚い用紙を使用する事も可能ですが、本文用紙を厚くし過ぎると冊子が開きにくくなりますので本文用紙の厚みとしては90kgまでをおススメしています。

上質紙より高級感を出したいなら「書籍用紙」

楽譜印刷の印刷用紙として、上質紙の他に「書籍用紙」というものがあります。

書籍用紙という名前ではなく代表的な書籍用紙として「クリームキンマリ」という用紙が挙げられます。

・書籍用紙の特徴
さらっとした手触りでページをめくりやすい
淡いクリーム調の色味の用紙が目に優しい
落ち着いた印象で高級感が出せる
黒の色が映え、モノクロ印刷に向いている
左(上質紙)  右(書籍用紙)

特徴の部分でも述べたように書籍用紙と呼ばれる用紙は上質紙と比較すると全体的に淡く黄色がかった用紙となりますので、長時間見ていても白色度が低い事から目が疲れにくい、という特徴があります。長時間見続ける事になる楽譜の印刷用紙で使用されているのも納得の用紙です。

レスキュープリント110番なら、楽譜印刷も安心

レスキュープリント110番では、楽譜印刷にも柔軟に対応しており、小ロットからの注文、用紙や製本の選択肢、丁寧な事前相談など、お客様の音楽活動を支える体制が整っています。

1部から注文可能:法人のお客様だけでなく、個人のお客様のニーズにも対応。
全国配送対応:遠方の音楽教室や団体にも安心。
事前相談OK:データ作成や仕様についての不安も丁寧にサポート。
豊富な製本オプション:用途に応じた最適な仕上がりを提案させて頂きます。

「楽譜を印刷したいけど、どこに頼めばいいか分からない」「少部数だけど、しっかりした仕上がりにしたい」——そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

楽譜印刷は、演奏者・指導者・作曲者にとって、音楽を伝えるための大切な手段です。オンデマンド印刷なら、必要なときに、必要な分だけ、最適な形で楽譜を届けることができます。

コストを抑えつつ、品質にも妥協しない。そんな理想的な楽譜制作を、レスキュープリント110番で実現してみませんか?

レスキュープリントでは店舗での打ち合わせも可能です

レスキュープリントは岐阜県(岐阜市)と愛知県(名古屋市・一宮市)で合計3店舗を展開しています。東海地区のお客様に関しては店頭にて直接スタッフとご相談、打ち合わせが可能です。最寄りの店舗へお電話頂き、ご来店頂く日時をお伝えいただければスタッフが対応いたします。

もちろん発送による全国配送の対応も可能です。発送については基本的にヤマト運輸様での発送対応となります。

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Profile:

坂下大輔 
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でFC岐阜とお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。

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