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コミケやコスプレサミットなどの話題やニュースが以前よりも一般的な情報となり、同時に「同人誌」という言葉もよく耳にするようになってきました。

「同人誌」って漫画の事でしょ?

同人誌に詳しくないスタッフもこのようなイメージをもっているように、実はその定義についてはあまり知られていないかもしれません。

今回は「同人誌とか?」をテーマに、その印刷をオンデマンド印刷でお手軽に作成できるポイントをいくつかご紹介させて頂きます。

同人誌」とは?

同人誌の定義は・・・

同人(同好の士)が資金を出して、自ら執筆・編集・発行を行う雑誌のこと、と定義されています。

つまり趣味や嗜好が同じサークルや個人の方が自ら費用を作成する小冊子、という事になります。

したがって、出版社などを通じて発行する漫画誌などの冊子に対して、個人の費用の中で自由な体裁で自由なデザインで納得がいくまで作成出来る冊子という事も言えます。

同人誌が流行するきっかけとなったのは間違いなく「コミケ(コミックマーケット)」の存在です。1970年代に700人程度を集めるイベントとしてスタートしたコミックマーケットは、今では4日間の開催期間中に75万人が訪れる大規模な市場へ変化しています。

またネット印刷などの普及により冊子の制作に関する費用が安価となり、作品発表の場がSNS、インターネットなどで広く自由に行う事が出来るようになり、多くの方が自分の作品をネット印刷などで手軽に作成し、発表する事が出来るようになりました。

とはいえ、冊子印刷に関わる知識が全くない状態ではネット印刷で発注を行うのも少し不安です。

冊子印刷を行う上で最低限知っておきたいポイントはいくつかあります。

印刷方式の違いを知ろう

同人誌の印刷だけではなく、冊子の印刷方法には大きく分けて2種類あります。

それは「オンデマンド印刷」「オフセット印刷」です。

オンデマンド印刷とオフセット印刷の最も大きな違いは、「版」の存在です。

「オンデマンド印刷」では版を使用せずにレーザープリンターなどの高速デジタル印刷機による印刷を行います。「オンデマンド」という言葉の通り「必要な分だけ、必要な時に」印刷をするという印刷方式です。お客様からご入稿頂きましたデータ、もしくは弊社で作成させて頂いたデータを確認後、そのまま印刷へ移ることが出来ます。

対してオフセット印刷とは「版」を使用した印刷方式となります。印刷したいデータをすぐに印刷できるわけではなく、そのデータを元に製版、刷版という工程を踏まえた上で印刷をする事になります。

わかりやすくそれぞれの特徴を比較すると以下の通り。

オンデマンド印刷オフセット印刷
少ロット、少量の印刷物向き大量印刷向き
短納期、お急ぎの場合に印刷物をじっくり作成する場合に
必要な分だけ印刷できる高品質で高精細な印刷物
大量印刷は割高少量印刷は割高

それぞれの特徴からもわかるように、冊子を印刷する際に、同じ「印刷」という工程でも、必要な部数や冊子の使用用途によって印刷方式は大きく変わると言っても良いでしょう。

同人誌の印刷にはどの印刷方式が向いている?

オンデマンド印刷とオフセット印刷の違いについて簡単に説明をさせて頂きましたが、それでは同人誌の印刷はどの印刷方式が向いているのでしょうか。

先ほども記載したように、印刷方式は「用途」によって変わります。したがって同人誌印刷における印刷方式に正解は無いと言えます。

作成した同人誌をどのような流通経路でどれほどの部数を印刷したいか、という面から決まる形になりますので、「大量に印刷してネットなどで大量に販売したい」という場合などにはオフセット印刷を使用しての作成が向いていると言えます。

反対に販売するターゲットを絞り、コミケなどで数百部程の冊子を販売していきたい場合には「オンデマンド印刷」での作成がおススメです。

また、オフセット印刷の場合にはオンデマンド印刷よりも納期がかかる場合があります。使用したい日が決まっている場合には事前に印刷会社様への確認が必要となります。納期についてはページ数や仕様、冊数によって変動しますが、大きなイベントの直前になるとネット印刷の業界が非常に混み合い、特に同人誌を得意としているサイトなどでは受付を停止してしまう事もありますので、併せて注意が必要です。

オンデマンド印刷での同人誌作成をおススメする理由

印刷方式に正解は無いと言いながら、レスキュープリントがオンデマンド印刷での同人誌印刷をおススメするのには理由があります。

~オンデマンド印刷をおススメする理由その① 必要な部数を必要なだけ

自身の思いが詰まった作品をとにかく多くの人に見てもらいたい、読んでもらいたい、という気持ちは当然皆様がお持ちかと思いますが、大量に印刷しすぎて在庫となってしまって困った・・・という声もチラホラお聞きします。

小ロット印刷が得意なオンデマンド印刷なら必要な部数を必要なだけ印刷できます。出展するイベントの来場者数やブースに来てくれる方の数、過去の販売実績から想定される必要な部数を1冊単位で注文できるのがオンデマンド印刷のメリットです。

~オンデマンド印刷をおススメする理由その②~ 品質も問題なし

「オンデマンド印刷は品質はあまり良くない」と思っていませんか?

1990年代にオンデマンド印刷機が普及し始めてから今日までの間でデジタル印刷機の性能は大きく向上しています。淡い色のグラデーションや非常に細かい文字、広範囲のベタなどの部分においてはオフセット印刷には劣る面も正直ありますが、それでも各メーカーの企業努力により品質は大幅に上がっています。そこには多くの需要があり、多くの実績があるという事になります。

また、原稿の形式への対応面も問題ありません。近年では多くの場合デジタルデータでの原稿が主流となっていますが、まだまだ手書き原稿にこだわる方も多いです。印刷会社によっては手書き原稿での入稿はお断り、という場合もあります。

レスキュープリントでは手書き原稿でのご入稿も可能です。お客様からお預かりした大切な原稿を高性能スキャナーで読み込み、読みとりの際に発生しやすい周囲の影なども消した状態で印刷データを作成します。

~オンデマンド印刷をおススメする理由その③~ 印刷前のチェックが可能

レスキュープリントでは少部数、小ロット印刷に特化したオンデマンド印刷の特性を利用して、実際の印刷データを使って事前にサンプルを作成する事が出来ます。

オフセット印刷の場合にも「本機校正(ほんきこうせい)」と呼ばれる仕組みで事前にサンプルを作成する事が出来ますが、本来大量印刷を行う印刷機を使用しての実物サンプルの作成は大きなコストが発生します。

それに対して版を必要としないオンデマンド印刷であれば低コストで作成する事が出来るというわけです。尚、レスキュープリントでは事前サンプルが実質無料となる形で確認頂き、安心して印刷物を注文できる仕組みとなっています。

~オンデマンド印刷をおススメする理由【番外編】~ 

オンデマンド印刷をおススメする理由を3点ご紹介させて頂きましたが、ここでは番外編としてレスキュープリントをおススメする理由をご紹介させて頂きます。

多くのネット印刷の場合、印刷の仕様を選択し、データの入稿フォームに従って入稿を行います。その工程の中で誤った選択をしてしまった場合、仕上がりの商品が届いてから間違いに気づいてしまう、という事もあります。入稿データについてもサイズや写真やイラストの画素数が足りていない状態で入稿してしまっても、そのまま仕上がってしまう、という失敗談も少なくありません。

レスキュープリントでは一人一人のお客様に専任担当スタッフが付き、入稿から仕上がりまで責任を持ってサポートしています。したがって作成中の冊子について何か変更点などがある場合には、他のスタッフに一から説明しなくていはいけない、という事がありません。

また、入稿データに問題がある場合にはこちらからご連絡をさせて頂いております。

同人誌の印刷を行う際に、冊子の形状を決める事になります。

中綴じ冊子、無線綴じ冊子という製本方法が最も一般的になります。

表紙、裏表紙も含めて8ぺージ~40ページのものであれば中綴じ冊子、それ以上のページ数になる場合には無線綴じ冊子を選択するイメージとなりますが、もちろん少ないページ数の物も無線綴じで作成する事も出来ます。

また、仕上がりのサイズに関してもA5サイズやB5サイズ、A4サイズ等の定型サイズだけでなく、正方形のスクエアタイプの冊子や、横型の冊子なども対応可能です。

レスキュープリントでは店舗での打ち合わせも可能です

レスキュープリントは岐阜県(岐阜市)と愛知県(名古屋市・一宮市)で合計3店舗を展開しています。東海地区のお客様に関しては店頭にて直接スタッフとご相談、打ち合わせが可能です。最寄りの店舗へお電話頂き、ご来店頂く日時をお伝えいただければスタッフが対応いたします。

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Profile:

坂下大輔 
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でFC岐阜とお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。

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