冊子印刷を検討されている方から、「A5サイズとB5サイズでは、どちらを選べばよいですか?」というご相談をいただくことがあります。

冊子を作る機会はそれほど多くないため、「そもそもA5とB5は何が違うのか」「どちらのサイズが読みやすいのか」「作りたい内容にはどちらが合っているのか」と迷われる方も少なくありません。
せっかく時間をかけて原稿やデザインを準備するのであれば、用途に合ったサイズを選び、手に取った方にとって読みやすく、使いやすい冊子に仕上げたいものです。
A5とB5はどちらも冊子印刷でよく利用される代表的なサイズですが、それぞれに向いている用途や特徴があります。
例えば、持ち運びやすさを重視する場合はA5サイズが選ばれることが多く、文章量が多い資料や教材などの場合はB5サイズが適しているケースがあります。
この記事では、A5冊子とB5冊子の違いや、それぞれがどのような用途に向いているのかを詳しくご紹介します。
「会社案内を作りたい」
「イベントで配布する冊子を印刷したい」
「学校やセミナー用の資料を冊子にしたい」
といった方は、ぜひサイズ選びの参考にしてください。
A5サイズとB5サイズの基本的な違い
まずは、A5とB5それぞれの大きさについて確認してみましょう。
紙のサイズには国際規格であるA判と、日本で広く使われてきたB判があります。どちらも身近なサイズですが、実際には大きさに違いがあります。
A5サイズはA4サイズの半分の大きさで、コンパクトで扱いやすい点が特徴です。一方、B5サイズはA5よりも一回り大きく、文字や図表を多く掲載したい冊子に向いています。
それぞれの寸法を比較すると、以下のようになります。
| A5 | 148mm×210mm | コンパクトで持ち運びやすいサイズ |
| B5 | 182mm×257mm | A5より大きく情報量を掲載しやすいサイズ |
| A4 | 210mm×297mm | 資料や書類で一般的に使われるサイズ |
A5とB5を並べると、数字上ではそれほど大きな差に感じないかもしれません。しかし、冊子として仕上げた場合には、ページ内に配置できる文字量や写真の見せ方に違いが出てきます。
特に写真や図解を多く使う冊子では、このサイズ差がデザインの自由度に大きく影響します。
A5冊子の特徴とは?コンパクトで配布しやすいサイズ
A5冊子は、冊子印刷の中でも非常に人気の高いサイズです。
A4用紙を二つ折りにした大きさになるため、バッグに入れやすく、持ち歩きながら読む用途に適しています。
例えば、展示会やイベントで配布するパンフレット、店舗で使用するメニュー、会社案内、会報誌など、手渡しで配布する冊子にはA5サイズがよく選ばれています。
A5冊子の大きなメリットは、「冊子らしい見た目」と「扱いやすさ」のバランスが良いことです。
大きすぎないため受け取った方が邪魔に感じにくく、必要な情報もしっかり掲載できます。
また、テーブルやカウンターに置いて使用する冊子にも向いています。
例えば飲食店のメニューの場合、大きなサイズでは置き場所に困ることがありますが、A5サイズであればコンパクトに設置でき、ページをめくりながら料理写真や説明を確認しやすくなります。
A5冊子が選ばれる主な用途
A5サイズは、以下のような冊子で多く利用されています。
| 用途 | A5サイズが向いている理由 |
|---|---|
| 会社案内 | 営業先へ持参しやすく配布しやすい |
| 商品カタログ | 写真と説明文をバランス良く掲載できる |
| イベントプログラム | 来場者が持ち歩きやすい |
| 店舗メニュー | テーブル上で扱いやすい |
| 会報誌 | 郵送や保管がしやすい |
| 同人誌・作品集 | 手に取りやすく読みやすい |
特に「多くの人へ配布する冊子」では、サイズの扱いやすさが重要になります。
展示会やセミナーなどでは、来場者が複数の資料を受け取ることもあります。そのような場面では、大きすぎる冊子よりも、カバンに入れやすいA5サイズのほうが持ち帰ってもらいやすいというメリットがあります。
A5冊子はこんな方におすすめです
A5冊子は、以下のような目的で冊子を作成する方におすすめです。
| ・配布する人数が多い冊子を作りたい |
| ・持ち運びやすいサイズにしたい |
| ・写真や文章をバランスよく掲載したい |
| ・イベントや営業活動で活用したい |
| ・コンパクトでも冊子らしい仕上がりにしたい |
「内容をたくさん詰め込む」というよりも、「読み手が手軽に見られること」を重視する場合は、A5サイズが適しています。
一方で、掲載する情報量が多い場合や、文字を大きく見せたい場合には、B5サイズのほうが適していることもあります。
B5冊子の特徴とは?情報量と読みやすさを両立できるサイズ
B5サイズの冊子は、A5サイズよりもひと回り大きく、掲載できる情報量の多さが魅力です。
文章量が多い資料や、図表・写真を大きく掲載したい冊子では、B5サイズが選ばれるケースが多くあります。
B5サイズは、学校で使用するノートや学習教材などでも馴染みのある大きさです。そのため、多くの方にとって見慣れたサイズであり、長時間読む冊子にも適しています。
例えば、セミナー資料や講習会用のテキスト、学校案内、報告書などでは、文字量や資料性が求められるため、A5よりもB5のほうが内容を整理しやすい場合があります。
また、写真やイラストを大きく見せたい冊子にもB5サイズは向いています。
商品カタログや作品集などでは、掲載する写真の魅力をしっかり伝えることが重要です。B5サイズであれば余白を確保しながら、写真と説明文を配置しやすくなります。
B5冊子が選ばれる主な用途
B5サイズは、以下のような冊子で多く利用されています。
| 用途 | B5サイズが向いている理由 |
|---|---|
| 学校案内・学校資料 | 文章量が多くても読みやすい |
| 教材・テキスト | 長時間読む用途に適している |
| セミナー資料 | 図や表を配置しやすい |
| 社内マニュアル | 情報量の多い内容を掲載できる |
| 報告書・研究資料 | 資料性の高い冊子に向いている |
| 作品集・写真集 | 画像を大きく掲載できる |
特に、読む時間が長い冊子ではサイズ選びが重要になります。
小さなサイズの冊子は持ち運びには便利ですが、文字量が多くなるほど1ページあたりの情報が詰まり、読み手に負担を感じさせてしまうことがあります。
その点、B5サイズは適度な大きさがあるため、文章や図表を無理なく配置でき、読みやすい冊子に仕上げやすいという特徴があります
A5冊子とB5冊子の違いを比較
ここまでA5サイズとB5サイズそれぞれの特徴をご紹介しましたが、実際に冊子を作る場合は「どちらが優れているか」ではなく、「どのような目的で使用するか」が重要です。
A5とB5の違いをまとめると、以下のようになります。
| 比較項目 | A5冊子 | B5冊子 |
|---|---|---|
| サイズ | 148mm×210mm | 182mm×257mm |
| 特徴 | コンパクトで持ち運びやすい | 情報量を掲載しやすい |
| 向いている用途 | 配布用パンフレット・イベント冊子など | 教材・資料・マニュアルなど |
| 読みやすさ | 短時間で読む冊子向き | じっくり読む冊子向き |
| 写真掲載 | 小さな写真を複数配置しやすい | 写真を大きく見せやすい |
| 持ち運びやすさ | 非常に高い | A5よりやや大きい |
| 保管のしやすさ | 省スペース | 内容重視の場合に適している |
このように、A5は「持ち運びやすさ」、B5は「読みやすさ・情報量」に強みがあります。
冊子を受け取る方がどのように利用するのかを考えることで、適したサイズを選びやすくなります。
冊子サイズ選びでよくある失敗例
冊子印刷では、完成してから「思っていたイメージと違った」と感じるケースもあります。
文字が小さくなりすぎてしまった
掲載したい情報を詰め込みすぎると、A5サイズでは文字が小さくなり、読みにくい冊子になってしまうことがあります。特に説明文が多い資料やマニュアルの場合は、デザイン段階で必要な余白を確保することが大切です。文字量が多い場合はB5サイズを検討することで、読みやすさを保ちながら情報を掲載できます。
持ち運びに不便なサイズを選んでしまった
反対に、配布用の冊子なのに大きすぎるサイズを選ぶと、受け取った方が持ち帰りにくく感じることがあります。展示会やイベントでは、他の資料と一緒に持ち歩くことを考える必要があります。そのような場合は、A5サイズのようなコンパクトな冊子が適しています。
内容より先にサイズを決めてしまった
「一般的だから」「見た目が良さそうだから」という理由だけでサイズを決めてしまうと、完成後にページ内のレイアウトで困ることがあります。
大切なのは、最初に冊子を使用する目的を明確にすることです。
・誰に渡すのか
・どこで読むのか
・どのくらいの情報を掲載するのか
これらを整理したうえでサイズを選ぶことで、目的に合った冊子を作成できます。
A5・B5冊子の印刷ならレスキュープリント110番へ
冊子印刷では、サイズ選びだけでなく、ページ数や紙の種類、製本方法など、決めるポイントがいくつかあります。
初めて冊子を作成する場合、「どのサイズが適しているかわからない」「希望する内容がきれいに収まるか不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。
レスキュープリント110番では、お客様の用途や目的に合わせた冊子印刷をご提案しています。
A5サイズやB5サイズの冊子はもちろん、中綴じ冊子や無線綴じ冊子など、内容に合わせた製本方法にも対応しています。
例えば、
「イベントで配布する冊子を作りたい」
「会社案内を見やすいサイズで作成したい」
「学校やセミナー用の資料を冊子にしたい」
といったご要望にも、用途に合わせてご案内いたします。
冊子印刷は、単純に紙へ印刷するだけではありません。
読む方にとって見やすいサイズ、使いやすい形に仕上げることで、冊子の価値はさらに高まります。
レスキュープリントでは店舗での打ち合わせも可能です
レスキュープリントは岐阜県(岐阜市)と愛知県(名古屋市・一宮市)で合計3店舗を展開しています。東海地区のお客様に関しては店頭にて直接スタッフとご相談、打ち合わせが可能です。最寄りの店舗へお電話頂き、ご来店頂く日時をお伝えいただければスタッフが対応いたします。

もちろん配送による全国対応も可能です。お客様のお手元への発送はもちろん、指定住所への発送も可能となります。
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Profile:
坂下大輔
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でFC岐阜とお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。


